本講座は「第1回:be動詞①(第1文型SVM)」「第2回:be動詞②(第2文型SVC)」の理解を前提としています。未受講の方は、該当講座のご受講をおすすめいたします。
はじめに:第2回のテーマ
第1回と第2回では、be動詞を使った「現在」の文について学んできました。第3回となる今回のテーマは、be動詞の「過去形」です。
過去形になっても、第1回で学んだ「SVM(場所を表す言葉が続く形)」や、第2回で学んだ「SVC(名詞や形容詞が続く形)」という文の構造そのものは変わりません。
be動詞を過去形にすると過去を表せる
be動詞を使った文で過去のことを表したいときは、be動詞を過去形(was / were)にします。
She was here.
彼女はここにいました。
✔️Sheは三人称単数なので、be動詞はisの過去形のwasを使う
✔️be動詞のあとには場所(M)が続く
✔️SheがS、wasがVでbe動詞の過去形、hereがM
be動詞の過去形一覧
| 現在形 | 過去形 |
| is | was |
| am | was |
| are | were |
be動詞のあとには名詞(C)が続く
be動詞を過去形にしても、第2回で学んだルール(S = C の関係)はまったく一緒です。
I was a scientist.
私は科学者でした。
✔️S=Cの関係になっている
✔️IがS、wasがVでbe動詞の過去形、a scientistがC
✔️Iは一人称単数なので、be動詞はamの過去形wasを使う
be動詞のあとには形容詞(C)が続く
Your friends were tired.
あなたの友人らは疲れていました。
✔️S=Cの関係になっている
✔️Your friendsがS、wereがVでbe動詞の過去形、tiredがC
✔️Your friendsは複数なので、be動詞はareの過去形wereを使う
疑問文はbe動詞を先頭に出す
be動詞の過去形を使った文を疑問文にしたいときも、be動詞を文の先頭に出すだけでOKです。
Was the exam easy?
そのテストは簡単でしたか?
✔️疑問文はbe動詞を先頭に出す
✔️the examがS、wasがVでbe動詞の過去形、easyがC
✔️the examは三人称単数なので、be動詞はisの過去形wasを使う
Wasで聞かれたらwasで答える
wasで聞かれたらwasで答えて、wereで聞かれたらwereで答えればOKです。
Yes, it was. / No, it was not.
はい、簡単でした。 / いいえ、簡単ではありませんでした。
✔️No, it wasn’tでも可
✔️主語がthe exam等単数名詞の場合、名詞をitに置き換える
✔️Were you~?で聞かれた場合は、wereで答える
Were you〜?で聞かれた場合
原則は「were で聞かれたら were で答える」ですが、「Were you〜?」と聞かれた場合だけは注意が必要です。
「あなたは?」と聞かれたら「私は〜です」と答えるため、主語が I に変わり、be動詞も was を使います。
Were you busy?
あなたは忙しかったですか?Yes, I was. / No, I was not.
はい、忙しかったです。/ いいえ、忙しくありませんでした。
否定文はnotをbe動詞の後に置く
be動詞の過去形を使った文を否定文にしたいときも、be動詞の後ろに not を置くだけでOKです。
She was not my teacher.
彼女は私の先生ではありませんでした。
✔️否定文はnotをbe動詞の後に置く
✔️SheがS、wasがVでbe動詞の過去形、my teacherがC
✔️Sheは三人称単数なので、be動詞はisの過去形wasを使う
be動詞の過去形+notは短縮できる
be動詞と not は、くっつけて短縮することができます。
| was not=wasn’t |
| were not=weren’t |
おわりに
今回は be動詞の過去形(was / were)を学習しました。 形は変わっても、文の構造や疑問文・否定文のルールは現在形とまったく一緒です。
これで be動詞の現在形と過去形の基本は終了です。次回からは一般動詞を学んでいきます。
次回の講座に進む→第4回:一般動詞①(第1文型SVM)

